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第4回「誰に向けたカフェなのか?を明確にする方法」

カフェ開業の成功を左右する大切なポイントのひとつ。

それが「ターゲット(顧客像)」をしっかり決めることです。

どんなにオシャレな空間や美味しいコーヒーがあっても、
「誰のためのカフェなのか」が明確でなければ、お客様の心には届きません。

今回は、開業前に必ず考えておくべき「ターゲット設定」の方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。


①「ターゲット設定」とは?

カフェを「どんな人に来てもらいたいか」を明確にすることです。


例えば、以下のように設定できます。

このように具体的な「ペルソナ(理想の顧客像)」をイメージすることで、メニュー・内装・立地・営業時間まで、すべての方針がブレなくなります。


②ターゲットを決めるステップ

STEP1:どんな人に来てほしいか、想像してみる

まずは自分が「こんな人に来てもらえたら嬉しい!」というお客様像をざっくりと考えてみましょう。


ヒントになる質問:

STEP2:ライフスタイルを深掘りする

お客様が普段どんな生活をしているかを考えてみると、「いつ・なぜカフェを使うのか」が見えてきます。

例:

STEP3:その人に合わせた設計を考える

決めたターゲットに合わせて、以下のように要素を整えていきましょう。


③ターゲットを絞る=お客様を限定する、ではない

よくある誤解が「ターゲットを絞ると、他のお客様が来なくなるのでは?」という不安。

でも、実際には誰にも響かないカフェになる方がリスク

明確なターゲット像があることで、その人の心に刺さり、口コミが広がるのです。

結果的に「その周辺の人たち」にも届いていくので、心配はいりません。


まとめ|「誰のためのカフェか」が、すべての起点になる

立地・メニュー・価格・店名・SNS……

すべては「誰に来てもらいたいか」をベースに設計することが大切です。

そして、自分自身が「その人たちと関わりたいか?」も大事な視点。

あなたが心から応援したい人を、ターゲットにしてみましょう。


▶ 次回は、自分の好きと得意を掛け合わせたカフェアイデア例について解説します!

 
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