開業&スクール情報

Information

第6回「カフェのコンセプトを伝える『店名』の考え方」

カフェの第一印象=店名です。
たった数文字の言葉でも、お客様に強く印象を与えることができるのが店名の力。一度耳にしたら忘れられない名前や、お店の雰囲気や世界観がパッと伝わる店名は、お客様の記憶に深く残り、再来店や口コミにもつながりやすくなります。


カフェの店名イメージ

今回は、カフェを開業する前に多くの方が悩む「店名の考え方」について、初心者の方でもわかりやすく整理しました。これからカフェを始めたいと思っている方にとって、ネーミングは重要なステップ。
この記事を参考に、あなたらしい店名を見つけてください。


① まずは「伝えたい想い」や「世界観」を整理しよう


カフェのコンセプト作成イメージ

店名を決める前に、まずは「お店で何を伝えたいか」「どんな雰囲気にしたいか」など、コンセプトや想いをしっかりと言語化しましょう。これが店名を考える上での“土台”になります。

これらを紙に書き出したり、キーワードとしてメモにまとめておくことで、名前の候補がどんどん浮かびやすくなります。店名はあなたのカフェの物語の「タイトル」のようなもの。思いを込めて考えましょう。


② 店名のアイデアは大きく3タイプ!どれを選ぶ?


店名タイプの種類

店名にはさまざまなタイプがありますが、初心者におすすめなのは次の3タイプ。それぞれの特徴を押さえて、自分に合ったスタイルを見つけてみましょう。

いずれのタイプを選ぶ場合でも、言葉の響きの良さ・覚えやすさ・検索されやすさの3つを意識すると、お客様に親しまれる名前になります。


③ 名前が決まったら「被り」と「使えるか」を要チェック!


店名の確認作業イメージ

良い店名が思いついたとしても、それがすでに他のお店で使われていると、トラブルになったり、検索で埋もれてしまったりすることがあります。以下のポイントを必ずチェックしましょう。

特に、ネット上で発信をしていく時代には、検索しやすい・他と被らないというのはとても重要なポイントになります。可能であれば早めにアカウントを取得・ドメインを確保しておきましょう。


まとめ|店名はあなたのカフェの「自己紹介」


カフェのロゴと看板

店名は、お客様が最初に出会うあなたのカフェの“顔”であり“自己紹介”です。たった数秒で、お店の世界観やあなたの想いが伝わるような、そんな名前がベストです。

語感や意味だけでなく、「誰に届けたいか」「どんな気持ちを持ってほしいか」まで考えることで、ただのネーミングではなく、ブランドづくりの第一歩になります。

▶次回予告:「マーケットリサーチ」編
カフェを成功させるために欠かせない「地域のニーズ」や「競合の調べ方」について、誰でもできる簡単な方法をご紹介します。お楽しみに!

 
ブログ一覧